地域の伝統行事!十五夜マストリャー

宮古島の伝統的なお祭り!子ども獅子が集落を練り歩く十五夜の夜!
野原地区の伝統祭りマストリャーに、子どもたちの“シーサーガウガウ”賑やかな十五夜の夜!
秋の夜長、南国宮古島もどこか夜風が涼しい夜ー・・・。
宮古島の旧上野村野原地区で行われる地域の伝統行事「マストリャー」が9/15(木)十五夜の夜に行われました。
このお祭りは、人頭税時代に税を完納した事を祝い、来る年の豊作を祈り舞ったというのが始まりといわれています。
野原地区内の4つの升本ウマ組、トラ組、ネズミ組、サル組がそれぞれの集落内を練り歩き、月が空高く上がった22時頃から公民館に集まってスタートです。
昨晩は、台風前でしたがきれいな満月で、その月の下男性と女性が順番に入場するのですが、最初は2つがそれぞれに動き、リズムも踊りも雰囲気も全く違っていて、全く交わる事はありません。
同じ空間ですが、男性は力強い棒ふりを、女性は隊列を組み控えめながら空間を包み込むような舞いを披露してくれました。
最終的には男女が円になって、クイチャーという踊りを踊るのですが、分離している時も妙に調和がとれて不思議な感じです。
こういった地域のこじんまりとしたお祭りは本当に興味深いですね。
ちなみに「マストリャー」というのは、人頭税時代の穀物などを計量する係、「升取り屋」が語源のようです。
それと同じころ、
市内中心部では子供たちが手造りの獅子を片手に厄払いのために各家庭をまわる行事「シーサーガウガウ」がやられています。
思い思いの段ボール、ベニヤ板で作った本格的なものもありました。
本来は、街の家々を回って・・・ですが、現在は居酒屋等をまわって観光客相手のイベント化している事実もあります。
しかし、宮古島の地域行事を1つでも多く知ってもらう事ができる、よい機会なのかもしれません。
執筆者:宮下 由衣(アパマンショップ宮古島店)
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