かっぱ橋道具街
かっぱ橋道具街
かっぱ橋道具街って??
東京の東側にあり下町情緒あふれる街「浅草」。
そんな浅草エリアの中でも根強い人気と知名度がある商店街があります。
それが「かっぱ橋道具街」です。
そもそも商店街と言っても、普通の商店街とは毛色が違います。
「かっぱ橋道具街」という名前だけあって取り扱う商品は
料理道具・食器・厨房設備・製菓用品・陶器・漆器・包装用品・ショーケース・家具・サンプル・白衣・業務用食材と様々・・・。
お店の経営者、プロの料理人、外国の方々にも人気が高く、テレビのロケ地にも度々使用されています。
そんな「かっぱ橋道具街」ですが、なんとなく「河童橋」だと思っていませんか??
実は、かっぱ橋という名前の由来には2つの説があります。
1つめは、かっぱ橋道具街の北に位置する金竜小学校の跡地辺りにお屋敷があり、
お侍さんたちが内職で作った雨合羽を、天気の良い日に橋にならべたことから
名前が付いたという「雨合羽」説。
そしてもう1つは、「河童」説です。
東京都台東区松が谷3丁目にある曹洞宗の寺院「曹源寺(そうげんじ)」は”かっぱ寺”として知られており、
その曹源寺に墓所がある合羽屋喜八という人のお話しです。
今から約180年前、合羽川太郎(本名合羽屋喜八)は、水はけが悪く洪水被害が多発していたこの地域を見かねて、私財を使い工事を始めました。
しかし工事はなかなか進まず困っていたところ、様子を見ていた隅田川の河童達が、川太郎の善行に感動し夜な夜な工事を手伝ったという説です。
後者の方がロマンチックなお話しですよね!
そんな言い伝えもあってかマスコットキャラクターは「河童」が採用され、
いたるところに河童が潜んでいます。
合羽橋道具街90周年記念シンボルとして金色に輝く「かっぱ河太郎像」も建立しているので道具街に立ち寄った際は是非見てみてください!
執筆者:佐藤 快









