泣く子も黙る駒込グルメ。。。

泣く子も黙る駒込グルメ。。
魅せられたら最後、週3で通い詰める。。。
今回、スポットライトを当てたいのは、
駒込駅徒歩5分の位置にございます、空腹時に一際目を引くこちらのお店
その名も『巣鴨 ときわ食堂』でございます。
こちらのお店、お昼時に通りを過ぎると目に飛び込む光景たるや
全長20mはあろうかと言う長蛇の列!列!列!!
「この時間だけは間違いなく駒込のシンボルだろうな。。」
と筆者が、あんぐり口をだらしなく開けて眺めてしまう程の
にぎわいを見せています。
そんな光景を目にしたら最後、
身につける物から口にする物まで
全てがミーハーな筆者は吸い込まれるように
列の最後尾に。。
30分程経過しただろうか、お店のスタッフの方に
中へ通される。
そこでまず目にするのは
店主の確かなこだわりが見え隠れする店内のP・O・P!!
ポップです。
そこに羅列されているこだわりはコチラ
①目利き
店主自ら毎日河岸に行き、お客様に満足して頂ける素材を選びます。
②生産
米・豚肉は生産者はから直接仕入れます。
③自家製
メンチカツ、コロッケ、ポテトサラダ、ぬか漬け、ポン酢、土佐酢、照り焼きのたれ・・・・全ての商品が手作りです。
④手間ひま
みそ汁は一人前づつ片手鍋で作り、あつあつ、風味にこだわります。
⑤炊き立て
ご飯は炊き立てにこだわります。
⑥ぬか床
毎日ぬかを300回かき回しています。
⑦鮮度
仕入れた食材をその日の内に調理して提供します。
出来立てのあつあつを提供します。
いきいきと元気なスタッフが商品を提供します。
以上、この店内ポップを目にした時
自分の中の興奮はその日の最高潮に達していた。
一人また一人へと運ばれる、
あまりにいい香りを漂わせたお膳、
これほど1分1秒が永遠(とわ)に感じたのは一体、いつぶりだろうか。
小学校低学年の時に
即席カップラーメン3つ同時にお湯を注ぎ、ストップウォッチを左手に
これでもかと、3分が過ぎるのも待ちわびた以来か。
そんなたわいもない事が繰り返し頭をよぎる。
そして遂にその瞬間が訪れる、
『えびフライ 730円(税込)』の登場です。
箸を手にし、
一口、口に運ぶ。
二口、口に運ぶ。
鮮明に何かを思い出す。
懐かしい・・・
よみがえったのは何とも形容しがたい
「郷土・郷愁・哀愁」でした。
言うなれば、地方に置いてきたはずの実家のオフクロの味。
化学調味料・合成着色料を一切使わない、家庭の味。
地元を捨て、上京し、
東京というコンクリートジャングルで
日々かたち作る心の氷塊を、
そっとやさしく溶かしてくれる
そんなホッコリと暖かい「田舎の味」。
忘れかけていた片田舎の「田舎メシ」。
そんな体験をしてからというもの、
週3回かかさず通い詰めています。
『巣鴨 ときわ食堂』
忘れかけていた、でも確かに大切なもの
「郷土愛・郷土心」呼び起こしてくれる美味。
みなさんもお時間のある際に、ぜひ。
執筆者:平田 智寛