函館と北斗の修道院

函館近郊の2つの修道院についてご紹介します。

■2つの修道院トラピスチヌとトラピスト■

函館近郊の観光スポットに修道院があります。
トラピスチヌとトラピスト。
函館に来た当初、名前の違い以外全くわかりませんでした。

■2つの修道院の違い■
まず基本的な情報としてトラピスチヌ修道院は函館市にあります。
対してトラピスト修道院の場所は北斗市。
修道院というと女性をイメージする方が多いかもしれません。
トラピスチヌ修道院は女性修道院ですが
トラピスト修道院は男性修道院です。
ちなみに、トラピスト修道院の院内は男性しか見学できません。
※要予約制※

またトラピスチヌ修道院はフランスから派遣された修道女によって
創設されたのに対し、トラピスト修道院は帰化した修道士によって
創設されています。

■2つの修道院の歴史■
”日本初”の女性修道院として1898(明治31年)に
トラピスチヌ修道院は創立されました。
1896(明治29)年に”日本最初”の男子トラピスト修道は
現在の北斗市に創設されました。
なんと、男女ともに日本最初の修道院が函館近郊にあったのです。

どちらも「祈り」「労働」「読書」をしながら生活を送っています。
有名なお菓子はここで修道女や修道士が労働として製造しているのですね。

■2つの修道院の位置関係■
トラピスチヌ修道院は函館市の端の方にあります。
トラピスト修道院は北斗市の端に、それもトラピスチヌと反対端にある為、
一度に見に行くにもかなりの時間を要します。
場所を知っている私からすると、
トラピスト修道院の方が静かそうな印象があります。

■個人的には、、、■
実はまだどちらも行ったことがありません。
気になる物はトラピスチヌ修道院はミカエルやマリア像などの造形物
トラピスト修道院のクリスマスに彩られる”ローマへの道・冬物語”
それぞれ見に行ってみたいです。

ルルドの洞窟はどちらにもありますが、
きっと雰囲気や印象は違うものだと思います。

皆さんも函館に寄った際は是非行ってみてください。
そして違いを感じ取ってみてください。

執筆者：門間巧