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約130年前の技術力の凄さ・・・。

2015年07月26日(日)
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いつも通っている道が・・。

福岡県筑紫野市~佐賀県鳥栖市を繋ぐ鳥栖筑紫野道路(県道17号線)。
愛称は「かささぎロード」以前は有料道路だったのですが無料化されてさらに便利になりました。
田舎に帰省する時や途中に大型のアウトレットモールもある為、私もご案内の際やプライベートでも利用する頻度の高い道路です。
そんな鳥栖筑紫野道路(県道17号線)に並行する市道を長年支え続けている橋が福岡県筑紫野市永岡地区にはございます。
そんな現在では九州に3ヵ所しか現存しない貴重な赤レンガ造りの鉄道橋梁を今回はご紹介いたします。

旧九州鉄道城山三連橋梁

福岡県筑紫野市永岡地区、福岡市内から高速道路でやく20分の筑紫野ICから車で約10分程度の場所に国内でも珍しい鉄道橋梁はあります。
田園風景の、割とのんびりとした印象のある一角に赤レンガ造りの三連アーチ橋を発見!!
名称【旧九州鉄道城山三連橋梁】は1889年にドイツ人技師が技術顧問として九州初の鉄道会社である【九州鉄道】に招かれ、その指導の下、九州で最も早い時期に造られた鉄道橋梁です。
その造りは赤レンガ造りの三連アーチ式、シンプルなイギリス積で当時の西洋文化が輸入された面影を物語っています。
長さは約25m幅は約5m、現在では鉄道橋梁としては利用されていないですが、大正9年までは橋梁の北側にある仮塚峠の急勾配で重い貨車を引く鉄道を支えていたと言われています。
現在では市道の橋梁として地域の人々に親しまれています。
ちなみに平成9年に国の登録文化財に指定されている筑紫野市が誇る貴重な橋梁です。
福岡に来られた際には是非一度見てみて下さい。

執筆者:仁田原 大輔

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