野菜別の保存方法を知って長持ちさせよう!

食費の無駄を防ぐために野菜は適切に保存する!
野菜の保存方法、間違っていませんか?
皆さんは、野菜を買ってきたときどこに保存しますか?
「冷蔵庫の野菜室」と答える方が大半ではないでしょうか。
しかしながら、冷蔵庫で冷やしてはいけない野菜もあるのです。
一般的に野菜は、育った所と近い環境で保存するのが望ましいとされています。
そのため、温かい土の下で育った根菜類は冷蔵庫に入れない方がいいでしょう。
ゴボウやカボチャ、ジャガイモやサツマイモのような根菜は常温で保存すると美味しいまま長持ちします。
反対に冷蔵庫の野菜室で冷やした方がいいのは、キャベツやレタスなどの葉野菜やトマトやきゅうりに代表される夏野菜などです。
傷みが早い野菜は、冷蔵庫に入れるのが鉄則です。
キノコ類も野菜室で保存しましょう。
野菜別!保存の仕方
次は、野菜別に保存のポイントをご紹介します。
根菜類は、泥が付いたまま売られている物もありますよね。
きれいに洗われた野菜の方が見栄えも良く扱いやすいですが、保存を第一に考えるなら泥付きの状態で買うのがいいでしょう。
泥付きの方が長持ちし美味しさも失われないのでオススメです。
また、アスパラガスや白菜など立った状態で育つ野菜は、野菜室でも立てて保存しましょう。
このような野菜を寝かせて保存すると、起きようとしてエネルギーを消費するそうです。
そのことにより、美味しさも損なわれてしまうので育った環境と同じようにしてあげるのが理想的です。
レタスは買ってきたときに芯の切り口が変色していたら切り取りましょう。
ラップで包み野菜室で保存します。
レタスやキャベツは外側の葉でくるんでおくと長持ちするので、捨てないようにして下さいね。
夏野菜のきゅうりやピーマンは水気に弱いため、よく拭き取ってからビニール袋などに入れましょう。
キッチンペーパーで包むことも効果的です。
野菜は冷えすぎない野菜室での保存が良いと思いがちですが、ブロッコリーは違います。
意外かもしれませんが、チルドのような低温での保存がベストです。
食卓に上がる機会の多い野菜から少しだけご紹介しましたが、それぞれに適した保存方法は異なりますよね。
野菜は買ってきたら全て野菜室に入れていたという人も、保存の仕方を見直してみてはいかがでしょうか?
適切な方法で保存することで、野菜の鮮度や美味しさを保つことができます。
夏の暑さで野菜が傷みやすい時期だからこそ、保存に一工夫すると効果が感じられます。
食材を長持ちさせることは、食費の節約にも有効です!
執筆者:Chiho