琵琶湖の花火について

びわ湖大花火大会

びわ湖の花火

びわ湖花火大会の会場は京都ではありませんが、京都から地下鉄にのって短時間で行くことができます。例えば京都市中心にある「烏丸御池駅」から、花火を見ることのできる湖畔の「浜大津駅」まで25分です。乗り換えも無しです。

浜大津駅前には、琵琶湖ホテルというホテルがあり、湖の方角の部屋に宿泊すれば、ベッドで寝ころびながら花火を鑑賞することができます。花火は好きでも人混みが苦手なかたは、ホテルで横になって眺めるのがいいかと思います。しかし花火大会の当日は宿泊料金が高騰し、そのうえ、部屋の予約も春のうちから確保しておく必要があります。

そのため推奨したいのが、花火大会はあきらめて、花火大会の何日か前に実施される花火の試し打ちの日に宿泊することです。夜に十数発だけ花火が打ち上がります。宿泊料金も普段どおりで、ツインだと2万円から3万円前後というところです。

花火はすぐに終わりますが、花火というものの価値が、すぐに終わることによる名残惜しさにあるのだとすれば、この夜がむしろ真骨頂です。ぜひ来年から、当日ではなく試し打ちの日を調べて、琵琶湖ホテルに宿泊してみてください。花火は本当にあっさり終了しますので、夏の夜にただようことになる花火の余韻を、本番以上に感じることができます。

執筆者：岸本（アパマンショップ北大路店）