季節の花を見に行こう~夏の花「ダリア」~

華麗な花が咲くダリアを見ながら、しっとりとした時間を過ごしてみませんか?
ダリアという花
みなさんはダリアの花を見たことがあるでしょうか?
ダリアの原産国はメキシコで、1840年ごろにオランダやポルトガルから伝えられたとされています。
大振りな花と色の種類も豊富な花であり、切り花としても多く用いられています。
パッと人目を惹く華麗さを持った花であるといえるでしょう。
日本においては夏の花とされていますが、本来は比較的気温が高すぎない場所を好む花のようです。
このことから、きれいな花を咲かすのは初夏と秋ごろのなるようです。
今回は、夏の花として紹介しますが、見ごろは涼しくなった秋ごろということに注意してくださいね。
ダリアが咲き誇る広島県世羅高原
広島県世羅郡世羅町世羅高原にある農場では、毎年多くのダリアが美しい花を咲かせます。
その数はなんと400種2万5千株となっていて、西日本において最大規模です。
約2ヘクタールの畑に、ピンクやオレンジ黄色などの鮮やかなダリアが咲き誇ります。
見ごろは、9月上旬から10月下旬頃になるようです。
ダリアの魅力は、種類によって様々な花を見ることができるところです。
その、様々な種類のダリアを、一堂に見ることができるでしょう。
開花期間中に開かれるダリア祭りでは、押し花体験をすることもできるそうです。
押し花を作って、部屋に飾っておくと素敵なインテリアにもなるのではないでしょうか。
自然に囲まれて楽しむダリア
同じ頃、埼玉県秩父郡小鹿野町にあるダリア園は、約1万平方メートルにも及ぶ広大な敷地を有しています。
この広さは、関東内でも有数の広さを誇り、そこには300種5千株の花々を見ることができます。
ダリアは種類が豊富なので、見ていても飽きることがないのではないでしょうか。
華麗なダリアの花は、大きいものになると30センチメートルを超えるものもあるそうです。
花びらの数が多いので、華やかな雰囲気がするダリアは、女性にも人気がある花です。
ダリアの種類を覚えて、好みの花を見つけてみるのも楽しいかもしれませんね。
ダリアを見学する際は、手を触れないように注意が必要です。
繊細な花なので、人からウイルス感染をして病気に成ってしまうこともあるようです。
みんなで美しいダリアを楽しむために、マナーを守ってみるようにしましょう。
夏が段々と過ぎ去る秋口には、ダリアを見るための旅行へぜひ出かけてみましょう。
友達や恋人と一緒にダリアを見て、しっとりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
執筆者:reiko