夏本番!今年の夏に行きたい旅行先【青森編】

夏の旅行先をお探しのあなたに国内のおすすめスポットを紹介します。今回は“青森”です。
北国青森にも夏がやってきた!
本州最北端に位置する青森県。みなさんはどんなイメージをもっていますか? 雪が過ごそう…寒そう…そんなイメージを抱いている人が多いのでは? そんな青森にも夏はやってきます。しかも青森の夏は“熱い“んです! 短い夏を全力で楽しもうとするエネルギーが感じられます。真面目な人が多いという青森県民ですが、夏祭りの時だけは羽目を外して楽しみます。
今年の夏は青森県民に混ざってローカル旅を楽しんでみましょう。
青森は“津軽”と“南部”両方を楽しもう
一口に青森といっても、津軽地方と南部地方では文化が大きく異なります。方言だって全然違うんです。例えば「ダメ」という言葉、津軽では「マイネ」南部では「ワガネ」。面白いですよね。
津軽地方は、県庁所在地がある青森市や桜が有名な弘前市など、青森県の西部のこと。一方、南部地方は八戸市から岩手県北部にかけての地域です。これは日本が都道府県に分けられる前の「津軽藩」と「南部藩」の名残です。
せっかく青森県に来たのなら、両方を楽しんじゃいましょう! どちらの地域も魅力にあふれていますよ。
津軽の熱い夏祭り!
津軽地方の夏を彩るのは、青森ねぶたと弘前ねぷた。全国的にも知名度が高いので、お祭好きなら知っている人も多いでしょう。今回は青森ねぶたを中心に紹介します。
ねぶた祭りは観るのも楽しいですが、参加するのがもっと楽しいお祭りです。明かりが灯された巨大なねぶたの周りで、「ラッセーラー」や「ヤーレヤー」という掛け声、「ホッ」という合いの手とともに踊り歩く跳人として参加するがとっても楽しいのです。ねぶた祭りの正式な衣装を身にまとっていれば、誰でも跳人として参加できます。
ねぶたの衣装は地元の百貨店で購入できるほか、レンタルもできます。
地元の人に混ざって熱い夏の夜を過ごしてみたい! という人はぜひ青森へ♪ 8月の上旬に開催されます。
豪華絢爛!南部の夏祭り
津軽とは打って変わり、南部の「八戸三社大祭」はどっしりと腰を据えて眺めたい夏祭りです。
全国的にはあまり知られていませんが、290年もの伝統があり、神話や伝説をモチーフにした山車はとても見応えがあります。細部まで作りこまれた芸術性の高い山車は、地元民の手によって毎年作りかえられているというから驚きます!
魂に響く笛と太鼓、お囃子に合わせて街を優雅に進む山車を堪能するためには、アウトドア用の椅子とうちわを用意して、ビールを片手にリラックスしましょう。ゆったりと祭りを眺めれば、夏の暑さも忘れてしまいます。
八戸三社大祭は7月末から8月の頭にかけて行われるので、ねぶた祭りの前に八戸に寄ってみてはいかが?
執筆者:CHIHIRO