夏の花火大会を楽しもう！～関東編～

関東で行われる花火大会をチェックしてみよう

伝統ある東京の花火大会

皆さんは、夏の風物詩といえば何を思い浮かべますか？
スイカ、海、セミ等…。色々な物がイメージされますよね。
しかし、夏の夜といえば花火を挙げる方が多いはずです！
特に、東京の前身である江戸は日本で初めて花火大会が行われた地域。
花火の発展に寄与した「玉屋」と「鍵屋」があるのも江戸なので、まさに花火大会の本場といえます♪
今回は、東京を含む関東で行われる大規模な花火大会について紹介しましょう。

絶対外せない！長い歴史をもつ隅田川花火大会

毎年7月の下旬に行われる隅田川の花火大会は、江戸時代に行われた「水神祭」がルーツといわれています。
古い起源をもつ隅田川花火大会は、「東京三大花火」の一つに数えられている程です。
毎年打ち上げられる花火の数は20000発以上に及ぶことからも、その規模が伝わってくるのではないでしょうか？
会場は複数あるものの、江戸川区隅田川沿いで打ち上げが行われます。
毎年多くの方が訪れるため、人混みが苦手という方は「汐入公園」や「銅像堀公園」など、少し離れた場所から見てみても良いかもしれませんね。
ランドマークである東京スカイツリーからも眺めることができるため、こちらもおすすめのスポットです。

首都圏で最大の打上数！古河花火大会

都内の花火大会に比べると知名度は一歩劣りますが、茨城県の古河市で行われる「古河花火大会」は関東で最も花火の打ち上げ数の多い大会です！
その数は約25000発。打ち上げは広いゴルフ場で行われるため、観客の収容数もバツグンです。
何発もの花火が夜空を彩る光景は、他では味わうことができないダイナミックさとなっています！
東京駅から古河駅までは宇都宮線で約1時間20分の距離なので、少し足を伸ばすことにはなるものの是非訪れて頂きたい大会の一つです♪
打ち上げ会場の奥にはラムサール条約に登録されている「渡良瀬遊水地」があるため、帰る前に自然と触れ合ってみても良いかもしれません。

また、茨城県の土浦市では秋になると「土浦全国花火競技大会」が行われます。
こちらは只の花火大会ではなく、花火師さん達の競技大会となっています！
一年間積んできた研鑽を発揮する場なので、普通の花火大会とは一味違う「職人の技」を感じることができるでしょう☆
花火といえば夏ですが、実は秋～冬の方は空気が澄んでいるため花火が綺麗に見えます。
夏はなかなか時間がとれないという方は、こちらの花火大会を訪れてみてはいかがでしょうか？

執筆者：koizumi