札幌駅で待ち合わせといえば・・・

札幌駅で待ち合わせ場所として良く使われる場所
赤いオブジェと白いオブジェ
札幌駅で待ち合わせをするとき、「赤いオブジェの前で待ち合わせね!」とか「白いオブジェの前集合ね!」という会話をしたことがある人が多いのではないでしょうか。
札幌市民なら誰でも知っているあの二つのオブジェですが、詳細を知っている人は少ないと思います。
本日は、よく待ち合わせストッポとして使われるあの2つのオブジェについて調べてみました。
札幌駅西コンコース南口にある白いオブジェは「妙夢(みょうむ)」という名前です。作者は北海道美唄市出身の安田侃(やすだ かん)氏です。コンセプトは「夢とも現実ともつかない感覚を抽象的に表現」したオブジェだそうです。東京の超高層複合施設、東京ミッドタウンにもこの「妙夢」が設置されています。札幌駅の妙夢は白色ですが、東京ミッドランドに設置されている妙夢は黒色をしています。
札幌駅東コンコース南口にある赤いオブジェは「Legs“旅の残像”」と言う名前です。
作者はブラジル生まれ、東京在住の浅見和司氏です。作者のコンセプトとしては 「毎日何千何万という人に利用されながら、彼らの痕跡を残さない駅の性(さが)と、それぞれの想いを抱きながら、目的地に向かって歩みつづける旅人の姿を表現。」 というものだそうです。彫刻の下の床に説明版も有ります
二つのオブジェにはこのような意味が込められているようです。
執筆者:棟本 菜月