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八幡平のお花畑

2015年08月12日(水)
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八幡平は岩手県、秋田県にまたがる奥羽山脈の中に広がる地域で、高原や沼、高層湿原が点在しています。 十和田八幡平国立公園に指定されており、県内外からの観光客が訪れるところです。 山頂付近まで大型バスでの移動も可能、近隣には天然温泉があり入浴も楽しむことができます。 アスピーテラインと呼ばれる山頂への道は、冬期間は閉鎖されます。

八幡平へのアクセス

八幡平への交通アクセスは、新幹線で盛岡駅まで行った場合には、駅からの路線バスを利用すると便利です。
八幡平付近の温泉などに宿泊を予定している方には、温泉の送迎バスを利用することも可能な場合もあります。
車での移動なら、八幡平インターチェンジから道案内版を頼りにくると、途中からは迷うような道がなくなります。
山頂まで車での移動ができますが、途中に車を駐車して登山をする人も多いです。
山頂から少し下の「黒谷地」からの登山が一般的には多いようです。
車を置けるスペースは広くはありませんので、譲り合って駐車をする配慮をしましょう。
7月末くらいからの登山客が増えます。花の開花も一斉に始まるので多くの種類を見たい方にはおすすめです。
黒谷地から、細い川沿いの石がゴロゴロした登山道を登りますので、足元はトレッキングシューズがおすすめです。
ステッキを使用しながら登ると、滑り防止にもなるのであると便利でしょう。
黒谷地から進んでいくと、湿原が広がり、展望デッキがあります。
植物保護の為に作られているデッキですから、写真撮影や観察には湿原には入らないようにしましょう。
7月末頃には、ニッコウキスゲやワタスゲ、チングルマの綿毛、ヒナザクラなどを見ることが出来るでしょう。
湿原から登山道に入ると、のぼりがきつい所もありますが、道に迷う心配はないので初心者には安心です。

アオモリトドマツ(オオシラビソ)

アオモリトドマツの原生林を見ながら登っておくと絶景ポイントが何ヶ所かあります。
人気があるのが、アオモリトドマツの中にある展望台です。
源太森といわれる場所で、アオモリトドマツの松ぼっくりの大きさや色のきれいさに驚く人も多いです。
松ぼっくりといっても茶色ではなく、黒っぽい色で大きく、なんともいえない光沢がありアオモリトドマツの緑に映えます。
途中の草原にはノビネチドリやシオガマの仲間、ウサギギクなどの色とりどりのお花畑が広がっています。
天気がよければ、晴天の青い空に映え、霧や雨の日には、白いもやの中に花の色や木々の緑が幻想的な風景を見せてくれます。
山頂付近には一番大きな八幡沼が広がっており、八幡沼周辺も散策ができますが、沼に移る青空と緑は絶景です。
登山道の両側にはたくさんの山野草が出迎えてくれます。

執筆者:Emiko

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