ユニークなペットを飼ってみよう!~ヒョウモンガメ~
のそのそした動きがかわいいヒョウモンガメ
ちょっと変わったカメを飼いたい方におすすめ
色々な種類が売られており、爬虫類の中ではメジャーなペットである「カメ類」。
皆さんの中にも、縁日で売られていたミドリガメを飼った事のある方がいらっしゃるのではないでしょうか?
カメはのんびりマイペースな性格をした動物なので、犬や猫のように特別人になつくわけではありませんが、慣れてくるとスキンシップをとれるようにもなります。
長生きしてくれる個体も多いため、一匹のペットと長い時間を過ごしたいという方にとって良い動物といえるでしょう。
今回は、そんなカメの中でも少しめずらしい「ヒョウモンガメ」について紹介します!
ヒョウモンガメってどんな動物?
ヒョウモンガメはリクガメ科のカメで、ドームのように盛り上がった甲羅を持っています。
甲羅の柄はその名前のとおり「ヒョウ柄」に似ており、黒とオレンジの色鮮やかな姿はインパクト抜群でしょう!
日中はあまり動かず、朝方や夕方の涼しい時間に活動する事が多いため、日中働いている方はたくさん動きを見る事ができるのではないでしょうか?
温和な性格の個体が多いため、人を襲うことは滅多にありません。
また、ヒョウモンガメはもともとサバンナで暮らしているカメです。
サバンナの気候は乾燥しているため、ケージに入れず放し飼いをしている方もいらっしゃるそう。
常に部屋の気温を25~30℃と高めに設定しておけば、部屋でのびのびと育てられるのではないでしょうか。
ヒョウモンガメを飼うときの注意点
ヒョウモンガメは、成長すると体長が50cmを越えるほど大型に成長するカメです。
そのため、水槽で飼うときは成長に合わせて大きなものに交換していきましょう。
水槽の中にはクルミや天然岩石、木材のチップなど、乾燥していて誤飲しない物がおすすめです。
エサは小松菜などの葉野菜か野草が中心で、たまにフルーツやニンジンを与えます。
ただし元は野草を中心に食べるカメのため、大きくなってきたら(甲長15~20cm)に成長したら野草が中心のメニューに切り替えましょう!
また、ヒョウモンガメを飼うときは寿命にも注意しなければなりません。
もちろん利点の一つでもあるのですが、ヒョウモンガメは体長を崩すことがなければ30年から50年程生きます。
そのため、もしも自分がいなくなった後の事も考えておきましょう。
ヒョウモンガメは一度に5個~30個しか産卵をしないため、年々個体数が減ってきている動物です。
だからという訳ではありませんが、飼う時はしっかりと責任をもちましょう!
執筆者:koizumi









