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日本の家屋に欠かせない畳ですが、手入れを怠ると大変なことに!

2015年08月20日(木)
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日本の家屋に欠かせない畳ですが、手入れを怠ると大変なことに!

湿度の高い季節は要注意

皆さんのお宅に和室はありますか?
新しい家や賃貸のマンションなどに暮らしている方は、和室がない生活を送っているかもしれません。
フローリングにはフローリングの良さがありますが、和室に欠かせない畳も私たち日本人とは切っても切れない縁があります。
畳の原料となるい草は、何とも言えない良い香りがしますよね。
い草の香り成分には、リラックス効果があるという研究結果も出ているそうです。
あの、「何とも言えない良い香り」は気持ちの問題だけではなく科学的に証明されていたことでした。
私たちの先祖は、長いこと畳のある家屋で暮らしてきました。
日本人の遺伝子には、畳を好む情報がインプットされているのかもしれませんね。
い草は、さまざまな効果効能を持つ天然素材であると言われています。
梅雨など湿気が多い時期には、吸湿作用を発揮します。
そして、乾燥しているときには溜めた湿気を放出するので、自然な空調の役割を果たすのです。
また、畳はフローリングに比べて音が響きにくいというメリットもあります。
肌当たりもソフトなので、クッションなどがなくても座ることができます。
たくさんの利点がある畳ですが、湿度が高い時期にお手入れなしで使っているとカビが生えてしまう場合も!
天然素材であるが故に、気を付けなければならないポイントがあるようです。

畳のカビを予防する

畳のカビを防ぐには、部屋の換気が一番です。
天気のよい日には窓を開けて風を通すようにしましょう。
できるだけ湿気が溜まりっぱなしにならないように心がけます。
しかし、日中ほとんど自宅にいられないという人も多いですよね。
こまめに換気をしたくてもできない場合は、除湿機が効果的です。
タイマー機能が付いている除湿機もたくさんあるので、不在時でも効率的に除湿できます。
また、それほど広くない賃貸物件などでは、お風呂が和室のすぐそばという間取りもあります。
入浴後は一気に湿度が上がるので、浴室やキッチンの換気扇をフル稼働させましょう。

それでもカビが生えてしまった場合は、エタノールを使ったお手入れがおすすめです。
雑巾でゴシゴシ水拭きをするのはNG!
畳の奥深くまでカビが侵入してしまいます。
エタノールを吹き付けて、使い古しの歯ブラシなどを活用してカビを浮かせるように軽く擦ります。
それを掃除機で吸い取りましょう。
その後再びエタノールをスプレーして、乾いた布などで拭き取ると除菌ができます。
最後は部屋を乾燥させて終了です。
カビは、アレルギー疾患などの原因にもなるので要注意です!

執筆者:Chiho

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