キッチン収納を成功させるコツとは？後編

料理がはかどるようなキッチンを目指そう

作業スペースの確保を！

キッチン収納は、日々の家事効率を上げるために重要なポイントです。
前編ではシンク下と吊り戸棚の収納に関してご紹介しましたが、ここでは作業スペースに関して考えてみます。
一人暮らし向けの賃貸マンションやアパートなどでは、キッチンも狭いことが多いですよね。
まな板や食材を置くスペースが確保できないことも少なくないでしょう。
しかしながら、作業台は料理をする上で重要です。
料理はまず、野菜や肉・魚などの食材を調理しやすく切るところから始まると言っても過言ではありません。
では、狭いキッチンでも作業スペースを確保するにはどうしたらいいのでしょうか？
それには、キャスター付きのワゴンなどを活用する方法があります。
シンクの周囲にスペースがあったとしても、水切リカゴや調味料などを置くとそれでいっぱいになってしまいますよね。
その場合は、ワゴンに水切りカゴなどを移動させて作業スペースを確保します。
毎回の移動が手間に感じるなら、作業台になる高さの簡易テーブルなどを準備するといいでしょう。
キャスター付きワゴンは、使うときだけキッチンに移動させると邪魔になりません。
簡易テーブルも、使わないときは収納しておくことができます。
毎日の料理を効率的に進めたい方は、作業スペースの確保を優先してみて下さい。

食品の保存は見やすく！

キッチンには、粉類や乾物、調味料など冷蔵庫に入れない食品もたくさんありますよね。
それらの収納は、プラスチックケースや保存容器などを使うと見やすく在庫管理も楽になります。
ざっくりでいいので分類し、ケースに入れて保存しましょう。
ラベルを貼っておくと、自分だけでなく家族にとっても分かりやすいですよね。
同じ容器で揃えると、統一感が生まれ見た目もスッキリします。
また、すっきりとしたキッチンを目指すなら買いだめをしないことも大切です。
特売のときに買い込みすぎると収納しきれないばかりか、気付いたら賞味期限を過ぎていた…なんてことも。
これを防ぐには、食品の収納スペースを決めておくのが有効です。
「買っていいのはこのスペースに収まるだけ」と決めておくと、買いすぎを防止できます。
キッチンは、家の中でも特に多くの物が集まる場所です。
それぞれ最適な収納場所を考え、出し入れのしやすさを優先させると使い勝手の良いキッチンになります。
毎日の料理作りが快適に行えるように、キッチン収納を見直してみてはいかがでしょうか？

執筆者：Chiho