夏本番!今年の夏に行きたい旅行先【徳島編】
大迫力!鳴門の渦潮を見てみよう
見どころいっぱいの鳴門市
徳島県の名物といえば、鳴門海峡にできる「渦潮」を挙げる方が多いのでは?
鳴門海峡にできる渦潮は、その速さと荒々しさから「世界三大潮流」のひとつに数えられています。
海原の中でグルグルと渦を巻く潮流は、他の地域では見ることができない光景です!
鳴門市からは渦潮のすぐ近くまで接近する観潮船が出ています。
橋の上からでも渦潮は眺めることができますが、船から至近距離で眺める渦潮はさらに迫力が増すでしょう♪
迫力満天!祖谷のかずら橋
自然が豊かな地域へと出かけたいと考えている方におすすめなのが、県の西部に位置する祖谷山(いややま)です。
緑豊かなエリアですが、祖谷山はかつて戦いに負けて落ち延びた「平家の落人」が住み着いた場所といわれています。
そのため、自然と一緒に日本史のロマンを感じることができるでしょう。
また、祖谷山を訪れた際は「祖谷のかずら橋」へとアクセスする事をおすすめします!
祖谷のかずら橋は、その名前のとおり葛(シラクチカズラ)を使って編んだ吊り橋で、一歩足を踏み出すたびにギシギシ揺れるので存分にスリルを堪能する事ができるでしょう。
平家の落人が逃げる際、追手を撒くことができるようにカズラを使ったといわれている吊り橋で、3年に1度かけ直されています。
「吊り橋効果」という現象もある事ですし、男女で渡ってみるのも良いかもしれませんね。
かずら橋は夜間になるとライトアップが行われるため、ロマンチックな雰囲気を味わう事もできるでしょう。
ドイツらしさ満点!ドイツ村公園
日本全国に外国の町並みを模した観光スポットがありますが、徳島県鳴門市にある「ドイツ村公園」は本格派です。
ここは第一次大戦中、ドイツ兵の捕虜を収監していた俘虜収容所跡を整備してつくられた公園となっています。
収容所とはいっても、捕虜に対して人道的な処置が行われたとされており、その後の日独友好に寄与したそうです。
公園内に当時収容されていたドイツ兵によって造られた橋(ドイツ橋)がある事からもそれが伝わってくるのではないでしょうか?
また、ドイツ村公園は日本で初めてベートーヴェンの「第九」が演奏された場所です。
世界中の人々に愛されている「第九」、そのゆかりの場所を訪れてみてはいかがでしょう。
関西方面における、四国の玄関口といえる徳島県。
神戸市から鳴門市へは約1時間半で到着するため、関西に住んでいる方にとっては出かけやすいスポットといえるのではないでしょうか?
自然豊かな徳島県へ旅行して、大自然を感じてみてはいかがでしょう。
執筆者:koizumi