無農薬、減農薬で家庭菜園をするには

家庭菜園を始める人の多くは、安心した食材にこだわる人が多いのではないか
減農薬、無農薬で野菜を作ってみよう
最近、家庭菜園を始める人が多くなりました。
食事にあまり関心がなかった人でも、子供が生まれたことをきっかけに家庭菜園に目覚める人も多いようです。
プランター菜園から、一坪菜園、その後は田舎暮らしを始めるといったパターンも少なくはないようです。
最近の農作物は規制が厳しくなってきたために、指定農薬以外を使用することはできませんが、中には農薬の散布量を増やしていないともいえないでしょう。
子供の食の安全を考えない親はいないでしょう。
子供には安心な食材を食べさせてあげたいという気持ちと、食費を節約したいというのが家庭菜園の主な目的でしょう。
コンパニオンプランツとは
コンパニオンプランツという言葉を聞いたことがありますか。
コンパニオンプランツは、共作植物や共存植物ともいいます。
近くに植えておくとお互いの成長を促すと共に、害虫を避ける効果が期待できるものもあります。
よく聞くのは、ハーブを地位核に植えておくと虫が来ないと聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
野菜とハーブを一緒に植えることで、病気や害虫を寄せ付けない、成長が早い、収穫量が増える、風味が増すなどといった効果が期待できるようです。
ですが、科学的には証明ができておらず、経験地によるものがほとんどのようです。
キャベツとレタス、とうもろこしと豆類、夕顔と長ネギなどは効果が明らかのようです。
目的に合わせたコンパニオンプランツを利用すると農薬を使う必要がなくなり、安心な野菜を作ることができるでしょう。
マリーゴールド
マリーゴールドはハーブとしても利用されている植物で、殺虫効果もあるとされています。
田舎の畑のほとりにマリーゴールドが植えられている光景をみることがありますが、古くから知られていたのでしょうか。
コンパニオンプランツは共作、共存植物でいい効果をもたらすものとされていますが、逆に一緒に植えるとお互いに生育が悪くなるものもあるということを覚えておきましょう。
寄せ植えで育てる
共作、共存に適しているものの代表として、トマトとバジルがあります。
トマトによくつくコナジラミなどの害虫が寄せつかなくなるといわれています。
大きめのプランター(深さ30センチ以上)にトマトを40センチくらい離して植えつけます。
トマトの苗の下にバジルの苗を植えましょう。
バジルは日差しが強いと、葉が硬くなってしまう傾向があるので、一緒に植えることで適度な日陰を作るのでバジルの葉が硬くなるのを防ぐことができるでしょう。
トマトは水をあまり必要としない植物ですが、バジルは水が必要ですから、バジルにあわせたみずやりをしましょう。
甘いトマトを作りたい方は、寄せ植えにはせずに、バジルの鉢をトマトのプランター付近に置くだけでも効果は期待できるでしょう。
執筆者:Emiko