福岡県糸島市「芥屋海岸」

思い思いにくつろぐ芥屋のネコたち

夏の芥屋海岸

近年、スローライフを求める人たちの移住先としても人気の、福岡県西部にある糸島半島。豊かな自然、美しい海を求めて、若者だけでなく様々な年代の方が訪れます。
糸島と言えば海、夏と言えば海。糸島の海でも特に有名なのがここ、芥屋ではないでしょうか。
芥屋はその水のキレイなことから日本の快水浴場１００選にも選ばれ、また周りをぐるりと陸地に囲まれて湾になっているため波もおだやかで、遠浅のビーチとして家族連れにも人気の海水浴場です。
近くに大きな道路や街もなく静かで、波の音だけ聞きながら浮き輪につかまり波にぷかぷか浮かんでいると、福岡の中心部からクルマで１時間もかからないところにこんなビーチがあるなんて、と不思議な気分になります。
泳いでいると気が付くのですが、湾の向こう側にホテルが１件建っています。泊まってみたいな、と思い調べてみると、現在は営業しておらず残念・・。
でも大丈夫！近くには民宿やロッジ、キャンプができる場所もあるので、泊まりで楽しむことも可能です。

芥屋の大門と芥屋のネコ

海水浴場ばかりが目だっているようですが、それ以外にも芥屋の魅力はいろいろあります！
観光地としては「芥屋の大門」が有名です。これは海に空いた天然の洞窟で、冬場を除いた時期には遊覧船で洞窟内部まで入ることができます。自然の力で作り上げた神秘的な景観、船からその壁面に触れることもできるそうですよ。
遊覧船の乗り場のちかくには新鮮な活魚料理を楽しめる民宿、「朝日屋」や「磯の屋」などもあるのでお魚好きの方にはおススメです。
そして、個人的なお楽しみですが、このあたりはネコが多いんです！
漁港のネコたち、きっといつも新鮮な魚を釣り人にもらっているのか、とても人懐っこい！声をかけるとニャーニャー言いながら体をすりすりさせてきます。なでなでしてあげると、ごろんとひっくり返ってお腹まで見せてくれる大サービス！
いつまでも遊んでいたい・・・と思わせてくれる、素敵スポットなのです。
後ろ髪をひかれつつ、「また来るね！」と声をかけて、帰ることにしましょう。

執筆者：佐野　亮