綺麗な恵比寿を維持する為に

日々の努力が、私達の未来の為になるのです
大きな建物を目指して歩いた先に
こんにちは、アパマンショップ恵比寿店です。
今回も恵比寿散策の末、出会いました場所のご紹介です。
遠くからでも確認できました、白く高い塔。
スマホカメラと汗拭きハンドタオルを片手に、ズンズン近寄っていきます。
かなり歩いてしまったので、恵比寿駅から歩いていくのは少し遠いかもしれません。
(資料によると、恵比寿駅から徒歩約10分程度で行けるそうですよ)
ですが、皆さんにも考えていただきたい話題ですのでご紹介いたしますね。
普段、生活をしていると当然のように現れる「ゴミ」。
そのゴミが、どのように処理されているかご存知ですか。
今回、私が見つけた高い建物は
「渋谷清掃工場」の 煙突 、でした。
東京23区のゴミを適切に処理し、東京湾最後の新海面処分場を延命化する為、
とても重要な役割を担っている場所でございます。
正面玄関らしき場所へ向かうと、「見学」の文字がある看板を発見。
インターホンがありましたので、早速鳴らしました。
「此方、見学をさせていただくことは可能でしょうか」
職員の方が入口までお越しくださるとのことだったので、その場で待機。
こんにちはー、と出てきてくださったのは、優しげな男性。
見学をしたい旨お伝えしますと、
どうやら見学会実施日、または10名以上の団体でないとさせていただけないとのこと。
残念。
しかし資料をいただきました!
【渋谷清掃工場の特徴】
■環境型社会づくりへの対応
ゴミの焼却熱を効率的に利用する為、高温・高圧の蒸気を発生させ、発電に利用。
また雨水を施設内で利用、再生材を工場建設資材として活用する等、
循環型社会づくりに貢献している。
■地域環境との調和
都心に立地した清掃工場として周辺環境と調和した建物デザインの採用や
工場敷地の緑化を行う等、環境に優しい清掃工場としている。
■公害防止対策の充実
最新の公害防止設備を導入し、法規制値より一段と厳しい自己規制値を設定、遵守している。
またダイオキシン類についても最新の設備と適切な燃焼管理により、
その発生を抑制し排出基準0.1gn-TEQ/㎥N以下を遵守。
一点目について。
雨水を再利用、素晴らしいですよね。
私達も生活していく上で、出来うる限りのリサイクルは心掛けたいですね。
二点目。
デザインについては、私最初に見つけたとき
「ショッピングモールかなー」なんて思っていました(笑)
そのくらい自然で、まさか清掃工場だとは思ってもみませんでした。
それに記載のとおり緑が多く、まさに「環境に優しいデザイン」だと思いました。
三点目。
排出基準の設定値、無知で大変申し訳ないのですが・・・
私にはどのようなものなのか、よく分かりませんでした(汗)
お詳しい方、是非教えてください・・・!
ただ「法規制値より厳しく、自己規制値を設定し」とありますように、
近隣にお住まいの方への配慮がなされているのだと感じました。
やはり、清掃工場と聞くと、悪臭等を想像されるかと思いますが、
渋谷清掃工場に関しては、全く無縁なお話でした。
恵比寿在住のお父様、お母様。
お子様の夏休みの自由研究課題に如何でしょうか。
週末には親子見学会も開催されているようですよ。
参加される際は、事前に開催されているかどうかご確認くださいね。
私みたいに、入れず仕舞い・・・になりませんように(笑)
では、アパマンショップ恵比寿店でした。また次回。
執筆者:安田 美明