眠れない夜に。アロマオイルでリラックス！

睡眠は大切！

アロマオイルがどうして睡眠に役立つの？

アロマオイルは睡眠導入を助けるといわれています。その理由を知っていますか？
香りを嗅ぐと、その香りの情報は脳の嗅覚野に送られます。ここは脳のとっても深い部分で、人間が地球上に誕生したころからある感覚器官です。この近くには大脳辺縁系という部分があって、感情を起こす働きを持っています。そのため、いい香りを嗅ぐと大脳辺縁系が刺激され、気分を落ち着かせてくれるのです。

なんだか上手く眠れない…そんな時はアロマオイルを使ってみよう

アロマオイルを睡眠に役立てるときは、いくつかの方法があります。
まず、アロマオイルを数滴たらしたハンカチを枕元においておく方法を紹介します。
ベッドに入る１時間ほど前からときどき匂いを嗅ぐと、より効果があるようです。これは1番手軽で誰でもすぐに試せる方法です。
ディフューザーを使う方法もいいですね。
タンクの水に数滴のアロマオイルを入れ、コンセントに差して電源を入れるとお部屋に香りが広がります。
ライトが付いているディフューザーを使うときには、ベッドに入るときにライトを消すとよいでしょう。光があると、睡眠を促すメラトニンという物質が減少してしまいます。アロマキャンドルを使う人もいますが、そのまま眠りに落ちてもいいように、火を使わない方法がおすすめです。
ほかには、寝る前にアロマバスに入る方法があります。
ぬるめのお湯に数滴のアロマオイルを加えてよく混ぜます。ゆっくりと浸かると、副交感神経が刺激されるので、よりリラックス効果が増しますよ。

睡眠導入におすすめのアロマオイル？

アロマオイルはさまざまな種類があり、それぞれ香りや効能が異なります。
睡眠を促す効果が欲しいときは、以下のアロマオイルを選んでみましょう。数種類をブレンドして使ってもいいですよ。
・ラベンダー
今も昔も人気が高いラベンダーの香りは、リラックス効果や鎮静効果があるので睡眠に役立ちます。
さらに、虫除け効果があるので夏の夜には最適です。
・プチグレン
ビターオレンジの葉と小枝から抽出されるオイルです。優しい香りが特徴で、ストレス解消に役立ちます。また、自信を回復させたり不安を取り除いたりするのにも効果があります。
・ベルガモット
紅茶の香り付けにも使われるベルガモット。リフレッシュ効果があり、すがすがしい気持ちになることができます。
ストレスが原因で胃腸が弱っているときにもおすすめです。
この他にも、カモミールやマジョラム、サンダルウッドも睡眠を助ける効果があるといわれています。
香りの好みもありますから、アロマショップで香りを試しながら選んでみましょう。店員さんに相談すれば、自分の症状により適したアロマオイルを紹介してもらうことができますよ。

執筆者：CHIHIRO