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静電気の原因と抑える方法!

2015年11月17日(火)
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静電気の原因

冬になるとドアなどにふれたときにパチッと静電気が起きて痛い思いをすることが多くなるかと思います。なぜ静電気は冬に起こりやすいのでしょうか?
まず静電気のしくみですが、電気を通すものはプラスとマイナスの電気を持っています。普段は同じ量のプラスとマイナスの電気を持っていますが、摩擦などによりプラスとマイナスのバランスが崩れ、かたよった電気は逃げ場を失います。この状態を帯電といい、帯電状態のときに金属など電気を通しやすいものに近づくと、一気にプラスとマイナスの電気が引き合い電流が流れます。このときにパチッとなります。
・冬は空気中に放電しにくい
静電気は気温と湿度がともに低いときに起こりやすいといわれています。空気中に水分が多い状態だと自然に空気中に電気が放電されますが、水分が少ないと放電しにくくなり体に帯電するため静電気が起こりやすくなります。
・重ね着で摩擦が多い
寒くなる重ね着をして体が冷えないようにしている方は多いかと思います。特に最近は省エネのため暖房を控えめにしてたくさん重ね着をすることがすすめられています。セーターやフリースなど色々な素材の服を重ね着して動いているうちに服同士がこすれ合って静電気が起こりやすくなります。

静電気を抑える方法

●壁や地面をさわる●
コンクリートや木などは電気を通す性質がありますが、金属と比べてゆっくり電気を通すのでパチッとなりにくいそうです。ドアノブなどにさわる前に壁や地面にふれて放電しておくと静電気は起きにくくなります。その他には紙やレンガ、タイヤも電気を通します。
●空気や体を保湿する●
加湿器などで室内の湿度を上げると、空気中の水分量が増え自然に放電されやすくなり、静電気が起こりにくくなります。これからの季節、湿度を上げることは風邪の予防にもなるので是非試したい方法ですね。また、肌を保湿することも体に帯電しにくくなるので静電気を抑える効果があるそうです。
●服の組み合わせを変える●
プラスに帯電しやすい素材・マイナスに帯電しやすい素材があり、たとえばウールのセーターとフリース(ポリエステル素材)の組み合わせだと、ウールがプラスに帯電しやすい素材、ポリエステルがマイナスに帯電しやすい素材なので静電気が起こりやすくなります。同じ素材か近い素材で重ね着をしたほうが静電気が起こりにくくなります。また、洗濯の際に柔軟剤を使用することも静電気を抑える効果があるそうです。

執筆者:谷口

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