好みのコーヒーを探してみよう!【1.アラビカコーヒーノキ編】

アラビカコーヒーノキについて
ブランドのコーヒーにトライしてみよう♪
ちょっとした休憩時間にコーヒーを飲むという方の数はとても多いですよね。
近頃はコーヒーショップだけでなく、コンビニでも挽きたてのコーヒーを飲むことができるようになり、本格的な味わいを楽しみやすくなりました。
しかし、専門的なコーヒー店に出かけると豆の種類が非常にたくさん取り揃えてあります。
どんな豆を買えばいいのかよく分からないため、とりあえずブレンドを頼むという方も多いのではないでしょうか?
たしかにブレンドはどんな人にも親しみやすい味に調整してあり、そのお店の特色が出ていますが、無難な感じは否めません。
ブランド(銘柄)のコーヒーにチャレンジしてみて、好きなコーヒーを探してみてはいかがでしょう!
ブランドの傾向をチェック!
コーヒーのブランドとは、コーヒーショップ等で売られている「キリマンジャロ」や「モカ」といった物を指します。
名前はよく聞くけれど、どんな味がするコーヒーなのか?と聞かれてもよくわからないという方がほとんどでしょう。
そのため、まずはコーヒー豆がなる木の品種についてざっくり覚えておきましょう!
○アラビカコーヒー
アラビカコーヒーとは、アラビカコーヒーノキからつくられるコーヒー全般を指します。
世界に流通しているコーヒーの約70%を占めているといわれており、コーヒー豆のブランドは大半がアラビカコーヒーとなっているようです。
また、一口にアラビカコーヒーといっても様々な亜種があり、それぞれ味が変わります。
アラビカコーヒーには土壌や気候の違いによっても味が大きく変わるという性質があるため、それが銘柄ごとに大きく風味が変わる原因となっているという訳です。
亜種には大きく「ティピカ」や「ブルボン」、「カトゥーラ」や「ムンドノボ」、「カトゥアイ」や「アマレロ」といった種類がありますが、これらの名前を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか?
この内「ティピカ」と「ブルボン」はアラビカコーヒーノキの原種に近く、風味や香りが良いことから人気がありますが、生産性に劣ります。
反対に寒さや病気に強く、生産性に優れるのが「ムンドノボ」や「カトゥーラ」、病気に強く生産性が良い「カトゥアイ」といった品種は比較的新しい品種で、木の割合が年々増えているようです。
しかし、近年はスペシャリティコーヒー(カンタンにいうと風味や味が良く、飲んだ人が美味しいと感じられるコーヒーのこと)の生産が盛り上がっていることもあって、在来種に近い品種のコーヒーの存在感が増しています。
美味しいコーヒーの魅力に目覚める方が増えて、味のいいコーヒーを誰もが気軽に購入できる環境が整うようになると良いですね!
②ではさらに細かいブランドについて紹介していきます♪
執筆者:koizumi