好きな紅茶を探そう♪【2.エリアティーの味と香り編】

エリアティーごとの味と香りについて

紅茶の解説

前回の記事では紅茶の産地とそこで生産される代表的な紅茶について紹介しました。
今回は、それらの紅茶がどんな紅茶なのか？を具体的に紹介していきます♪
しかし、その前に自分はどんな紅茶の飲み方が好きなのかを思い出してください。
ストレートの紅茶を飲むのが好きという方もいれば、ミルクや砂糖をたっぷり加えた紅茶が好きな方もいらっしゃいます。
紅茶にはそれぞれどんな飲み方が向いているのかがあるため、まずはそこからどんな紅茶が自分に向いていそうか決めていきましょう！

ストレートで飲むのにオススメな紅茶

ストレートで飲む紅茶は、繊細な味わいをそのまま楽しむことができるのが魅力。
日本茶のようにスッキリとした味のお茶を飲みたいという時にもオススメです♪
○ダージリン
世界三大紅茶のひとつであるダージリンは、標高2,000メートルをこえる高所でつくられます。
馥郁とした香りと上品で繊細な味わいが特徴で、強いコクが感じられるものも多いです。
中国種の茶葉を使って栽培されているので、どこか緑茶に近い爽やかな味わいとなっています。

○キーマン
中国でつくられる紅茶のひとつで、高級なものは上品で柔らかな味わいをしています。
渋みが少なく、あっさりしているためストレートで飲むのにオススメです。
香りは蘭やバラに似ており、舌以外でも十二分に楽しむことができる紅茶といえるでしょう。

ミルクティーにして飲むのにオススメな紅茶

紅茶にミルクを足したミルクティーは、紅茶の香り高さとミルクのまろやかさを同時に楽しむことができます。
少し濃い目に淹れて目覚めの一杯にしてみると良いかもしれません♪
○アッサム
砂糖を入れなくてもどこか甘みを感じられる、風味の強さが特徴の紅茶です。
香りも良く、ミルクを入れても味が負けないのでミルクティーに向いているとされています。

○セイロン（ウバ、ディンブラ）
セイロンには様々な種類がありますが、ウバやディンブラはすっきりとした味わいの紅茶です。
ウバはメントールに近い独特な風味が、ディンブラは甘い花の香りと軽い渋みが特徴となっています。
両方ともいかにも紅茶！という風味をしているので、紅茶の味に親しんでいる方にオススメです。
濃い目に淹れればミルクティーやチャイにするのにも向いており、幅広い楽しみ方をすることができます。
暑い日にはアイスティーにして楽しむのもオススメです。

次回はエリアティーでない、ブレンドティーの種類について紹介していきましょう！

執筆者：koizumi