子供への“平等”間違っていませんか?

可愛いわが子。妹にお洋服を買ってあげたからお姉ちゃんにも買ってあげる・・・これが平等だと思っている親って多いんです。
本当の平等はそうじゃない
子供の教育はそれが正しいなんてもちろん答えはありません。
一般的にそうだと言われていることでも、自分の子供には合っていないこともあるんです。
「子供全員に平等」ということに気をつけ子育てをしている親は多いはずです。
でもその行動が子供に変な“平等”の価値観を植えつけているんですよ?
もう一度、本当の平等について考え直して子供へのしつけも考え直してみませんか?
親の育て方に問題!?
子供全員に同じことをしてあげることが平等だと思っているお母さん、お父さん。
それは間違いです。
平等とはひとりひとり子供に合ったことをすることです。
頭も座らない小さな赤ちゃんと自分の言葉で意見を言うようになった子供に同じようにしてあげるのって無理ですよね?
もちろん、頭の座らない赤ちゃんといる時間、その赤ちゃんにしてあげることのほうが多いはずです。
そんなときに、やきもちを焼いてだだをこねてしまうのは、親の育て方に原因があるかもしれません。
生まれたばかりの赤ちゃんなのですから、当然手は離せません。
それが当たり前なのに、赤ちゃんである妹を羨ましがるお姉ちゃんに「ごめんね」と謝っていませんか?
こういうときには、「あなたにも小さい頃おなじことをした」と教えてあげることが大切です。
子供としてみるのではなく、一人の人間、大人としてその事実を話してあげましょう。
きちんとした平等を理解する子供
お姉ちゃんが洋服を買ってもらったのに、なんで私には何も買ってくれないのズルイ。
兄弟、姉妹がいる子供がよく言うセリフのひとつです。
そんな面倒を防ぐため、妹のためにも何かを買ってあげたり、またその反対もあったり・・・
子供がずるいと思ってしまうことも、親に原因があるんです。
二人に同じく何かを買ってあげることが当たり前となってしまえば、この考えになってしまうのも当然です。
だだをこねる妹がかわいそうだと思っても、ぐっとこらえて「あなたもお洋服が小さくなったら買ってあげる」
こういってあげることが大切です。
きちんとした平等を子供が分かっていれば、変なことで駄々をこねてしまうこともなくなります。
不公平だと感じてしまうのは、今までの育て方が原因なのかもしれませんよ?
執筆者:Rui