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ハーブを育ててみよう!お料理に使える“ディル”がおすすめ

2015年07月29日(水)
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お庭がなくたってプランターでガーデニングが楽しめます。いろいろなお料理に使える“ディル”を育ててみましょう。

見た目にも可愛らしいハーブ“ディル”ってどんなハーブ?

“ディル”はセリ科の植物で、爽やかな香りが特徴です。初夏になると、まぁるくパッと開いた形の黄色い花を咲かせます。華奢で繊細な枝葉や細かな花をみていると、なんだかとっても優しい気持ちになっちゃいます。
ディルという名前について調べてみると、古代ノルウェー語の”dilla”が語源。その意味は“なだめる、なめらか”。その名前の通り、穏やかな鎮静作用があるハーブです。そのため、リラックスしたいときや子どもをなだめるときに効果があるといわれています。そのほか、母乳の出をよくしたり胃腸の調子を整えたりする効果もあるようです。
見た目だけでなく名前も効能も優しいハーブなんですね。

たくさんある!ディルの活用法

ディルはお料理に大活躍します! 例えば、自家製ピクルスをつくるときに一緒に漬け込むと、食材に香りがほのかに移ります。
ワインビネガーに漬けておけばディルビネガー、オリーブオイルにつけておけばディルオイルになります。作りおきできるので、サラダのドレッシングやお魚のソースなどに使えますね。
また、魚やチーズとの相性も抜群です。サーモンのソテーに刻んだディルを散らせば、フィンランドの家庭料理になります。そのほかにも、ポテトサラダに混ぜたりタルタルソースに混ぜたりしてみましょう。いつものお料理にちょっと足すだけで、その豊かな香りを楽しむことができます。もっとディルの香りを楽しみたいなら、ワインにひたして飲むのもおすすめです!
そして、ディルが使えるのはお料理だけじゃないんです。ディルの種をつぶして煮だすと、爪の美容液になります!ヨーロッパでは、土いじりをした後にはこの美容液に指先を浸していたようです。

プランターでできる!ディルの育て方

ディルの種は春にまいても秋にまいてもちゃんと育ってくれますが、種を収穫したい人は秋まきがおすすめです。
植え替えが嫌いなハーブなので、あらかじめ大きめのプランターを用意しておくといいでしょう。根っこが垂直に伸びるため、30センチ以上の深さがある鉢が適しています。種をまいてから1週間ほどで発芽するので、間引きます。日当たりのいいところで育てていれば、春にはぐんぐん成長してくれます。この時期に肥料をあげてもいいですね。
収穫は若い葉先を頂きましょう。そのまま冷凍保存もできますよ。種を収穫するときは、茶色くなったら根っこごと掘り起こして乾燥させます。種がこぼれ落ちてくるので、乾燥させるときに紙袋をかぶせておくとよいでしょう。

執筆者:CHIHIRO

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