函館周辺のゴミの出し方あれこれ

函館、北斗、七飯3市町のゴミ分別の違いをご紹介します
隣接する3市町でもこんなに違うゴミの出し方
【毎日生活する中で必ず発生するゴミ】
燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、生ゴミと分別できます。
ただ、各地でごみの分別方法や出し方には違いがあります。
今までいくつかの県、市町村で暮らしていると
分別が簡単だったところ、洗ったり細かく切ったり出し方に
指示があるところなど様々でした。
中にはゴミだしのスローガンのようなものを謳っているところもあり
例えば、以前住んでいた千葉市では
「焼却ごみ1/3削減」がスローガンでした。
函館周辺の函館市、北斗市、七飯町これら3市町の
ゴミの出し方の違いについて今日は見ていきます。
【函館市では】
函館市では粗大ゴミを除き大きく4種類に分けられます。
燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、プラスチック、
缶・びん・ペットボトル。
ちなみに燃やせるゴミと燃やせないゴミは指定の袋があるものの、
プラスチック、缶・びん・ペットボトルには指定の袋はなく、
透明で中身が見えるものであればOK。
そんなこともあり、北斗市と七飯町から比べると函館市は
ゴミの分別が楽とみられることが多いようです。
函館に移住して驚いたのは段ボールや雑誌などの
資源ゴミの回収がないということ。
ゴミ袋に入るサイズに刻めば燃やせるゴミとして出してもOK。
それ以外はいくつかの回収施設があり、そこへ持って行くか
各町内会の回収日に指定の場所に持って行くというもので
引っ越した当初に困惑した記憶があります。
【北斗市では】
北斗市はゴミの分別が細かくて有名です。
粗大ゴミを除いて分別は”10種類”ゴミ袋はなんと”9種類”
生ゴミ、燃やせるゴミ、プラスチック製容器、別回収燃やせるゴミ、
燃やせないゴミ、資源ゴミ(缶)(びん)(ペットボトル)(金属)(紙類)
たくさんの種類に驚きました。。
函館のように一部のゴミ袋は透明ならなんでもOKということはなく、
全て市指定のゴミ袋が存在します。
先日函館市から北斗市に引っ越しました。
住民票を移したときに窓口の方から北斗市のしおりと
併せて渡されたのは”9種類”のゴミ袋でした。
聞くと種類が多いのではじめに皆様に全種類を1枚ずつ渡すそうです。
【七飯町では】
七飯町は粗大ゴミを除くとゴミは4種類。
燃やせるゴミ、粗大系燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、資源ゴミ。
資源ゴミはさらに細かく4種類に分けられます。
プラスチック類・缶・びん・ペットボトル・紙類。
ゴミ袋の種類にすると7種類。
北斗市のように移住者に対して
ゴミ袋のお試しセットを渡すかどうかはわかりません。
【各市町の違い】
函館市の指定2種類+透明で中身が見えればOKに比べると
北斗市の指定9種類、七飯町の指定7種類は数が多いように感じます。
個人的な感覚では函館市は種類が少なく、他2市町は多い印象です。
道南エリアでもこれらの函館、北斗、七飯の3市町は人の行き来が多いです。
函館市から北斗市・七飯町に移住したら分別を覚えるのと
ゴミ袋を買い揃えるのに最初が大変そうです。
今日はゴミ袋とゴミの分別方法の違いについて注目しました。
隣り合う町同士でも違うことはたくさんあります。
皆さんもこの機会に小さな違いを探してみてはいかがでしょうか?
執筆者:門間 巧