忘れ物が多い子供、どうすれば忘れ物は減るの？

学校へ行く子供、忘れ物が多くて困っていませんか？

夏休みが終わったら、今度は忘れ物が心配

もうすぐ夏休みが終わって学校が始まりますね。
夏休みの間賑やかだった家庭も、子供が学校に行くようになればほっと一息というところではないでしょうか。
でも、子供が学校へ行ったら行ったで、「忘れ物」の心配がでてくる家庭もあるかもしれません。
「あれ持った？」「それ持った？」そんな会話が毎朝繰り返されるのでは、お母さんも疲れてしまいます。
子供がしっかりと忘れ物をしないようにするにはどうしたらよいのでしょうか？

子供が忘れ物をしたら一緒に親子で考えよう

子供が忘れ物をした場合、学校まで届けにいってしまうお母さんたちもいるかもしれません。
でも、親が忘れ物を届けるようになると子供は忘れ物に対する心配をしなくなってしまいます。
だからと言って、忘れ物を届けず子供を困らせたところで、子供の忘れ物が減るわけでもありません。
最近では共働きの世帯も増えていて、親子の会話も充分でない家庭もあるかもしれません。
子供の忘れ物を減らすのに効果的なのは親子の会話です。
子供が忘れ物をしたと親に言ってきたら、まず忘れ物をしてそのときはどうしたのか聞いてみましょう。
そして、どうして忘れたのか聞いて自分で考えさせます。
考えさせることで、自分の行動を振り返って理由を考えるようになるでしょう。
忘れ物をした原因を考えたら、今度は忘れ物をしないようにどうしたらよいのか親子で一緒に考えることが重要です。
決して「どうして忘れ物するの」などと否定的な言葉を言ってはいけません。
どうすれば忘れ物をしないのか考えさせるのが大切です。

忘れ物をなくするために心がけたいこと

忘れ物が多い子供の場合、まず一緒に持ち物をチェックすることから始めましょう。
慣れてきたらだんだんと見守るようにしましょう。
そして、子供に忘れ物が多いと決め付けないことが大切です。
そのように決め付けてしまうと、子供が忘れ物をすることから抜け出すことが難しくなるでしょう。
忘れ物をしないためには、朝の余裕も必要です。
しっかり朝ごはんを食べてから持ち物を見直すくらいの余裕があるほうが良いでしょう。

忘れ物をすることに対して駄目なことであると認識していない子供もいます。
あまり忘れ物を気にしていないのであれば、しっかりと忘れ物はいけないことと教える必要があります。
親にとっては忘れ物がいけないのは当然のことと思っていても、子供は分からないこともあるようです。

「忘れ物が多くて」と困っている家庭では、まず親子で忘れ物に対して考えてみましょう。

執筆者：chiharu