お月見、してますか

中秋の名月

月明かりに誘われて

9月27日は中秋の名月でしたね。
熊本でも綺麗な月を観ることができました。

夕方、月明かりに誘われて散歩をしていると
水前寺公園の参道にたくさんの明かりが灯っていたので、
すこし覘いてみることにしました。

水前寺公園（水前寺成趣園）能楽殿にて「お月見会＆ＪＡＺＺコンサート」が開かれていました。

ビール・ワイン・日本酒などもあり、ＪＡＺＺを聴きながらほろよいで月を見上げる。
最高のひと時ですね。

昔の月に思いをはせる

お月見の起源は古く、
平安時代頃だそうです。

その頃は水面に映った月を観て歌を詠んでいたそうな。
それもまた風情がありますね。

昔から人は月を見上げて、どんな事を想っていたのでしょう。

ＴＶもネットも電気も無い時代、夜は今では想像できないほど真っ暗だったはず。
そんな中、空に輝く月はさぞかし綺麗だったのではないかと思います。

しかも月は年に約3センチずつ地球から離れて行っていると言われていて、
昔は今よりもっと大きくみえていたかもしれません。

同じ面しか見えないのに、満ち欠けによって日ごとに形が変わる。
天文学的な知識での解釈がなかった時代、月は今以上に本当に不思議で神秘的な存在だったのではないでしょうか。

確かに、「月でうさぎがお餅をついている」なんて
とてもロマンチックで想像力豊かな発想が生まれるのも頷けます。

ほっと一息

これからどんどん秋も深まり、ますます空気も澄んできます。
ほっと一息、お庭から、ベランダから、お月様とゆっくり過ごすのも良いかもしれませんね。

執筆者：郷（アパマンショップ渡鹿店）