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七五三について

2015年11月09日(月)
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子どもの成長を感謝・祈願する行事です

11月の行事で有名なものといえば、七五三があります。
子どもがメインの行事なので、お子様をお持ちのご家庭では話題に上ることも多いかと思います。
七五三は子どもの成長をお祝いする行事です。昔は子供の死亡率が高かったため、3~4歳になって初めて今でいう戸籍にあたる台帳に登録したそうです。
七五三はそれまで無事に成長したことに対しての感謝や、これからの健康・長寿を祈る意味があるそうです。
徳川家光が体の弱い四男・徳松(綱吉)の健康祈願を11月15日に行ったことから、七五三の式日として庶民に広まったそうです。また、旧暦の15日は「鬼宿日」といい鬼が出歩かない吉日とされていました。
七五三は男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳にお祝いをします。それぞれの歳の意味は、3歳は男女共に今まで剃って短くしていた髪の毛を伸ばし始める「髪置」、5歳は男の子が初めて袴をつける「袴着」、7歳は女の子が始めて帯を使う「帯解き」です。昔は旧暦の数え年で行っていたので、現在よりももっと幼い時期に行っていたことになりますが、明治以降は西暦・満何例で行う事が多いようです。また、現在では15日に限らず11月中の土日祝日や吉日など家族の都合に合わせてお参りすることが多く、記念写真の撮影は前撮りや後撮りとして一年を通して受け付けている写真館も多いそうです。
七五三といえば千歳飴ですね。袋には鶴や亀、松竹梅など縁起の良い模様が描かれ、飴は長寿の願いを込めた細長い形で紅白の色づけがされています。大きさは直径15mm、長さ1m以内と決められているそうです。千歳飴の起源は諸説ありますが江戸時代に浅草で飴売りが売り出したことが始まりとされており、お参りのお土産として配るものだったそうです。今では神社で子供が貰うものという印象が強くなっています。

執筆者:谷口

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