みかんの皮の活用法!
いろいろある使い方
冬の定番フルーツ、みかん。手軽においしく食べられる大人気のフルーツですが、食べ終わった後のに残るみかんの皮が気になるという方もいらっしゃるかと思います。実はみかんの皮は「陳皮」という漢方として古くから使われています。様々な効果のあるみかんの皮をただのゴミにせずに活用する方法を調べてみました。
●食べる●
みかんの中身はもちろんですが、皮にも摂取したい栄養があります。丸ごと焼いて食べたり、ママレードや薬味にしたり様々な食べ方があります。みかんの皮にはワックスなどがついていますが、40度程度のお湯に2~3分つけておけば取れるそうです。
●お風呂に●
みかんの皮を乾燥させてネットなどに入れてお風呂に入れます。ビタミンA・ビタミンCなどの有効成分が風邪予防や冷え性などに効果があるそうです。また製油成分リモネンにはリラックス効果があります。ただしリモネンには油分を落とす作用があるので、お風呂上りには保湿クリームなどを使用してください。
●におい消しに●
みかんの皮を乾燥させてネットや布に包んでこたつやブーツなどにおいの気になるところに入れると消臭効果が期待できます。
●掃除に●
みかんの皮に含まれるクエン酸にはアルカリ性の汚れを落とす効果があります。市販の洗剤にも柑橘由来の成分を配合しているものがありますね。みかんの皮に含まれるリモネンには油分を溶かす性質があるので、みかんの皮の外側で電子レンジの庫内やガスコンロ周りなどをふき取ると油汚れがよく落ちます。みかんの皮洗剤を手作りすることもできます。
・みかんの皮洗剤の作り方・
鍋に水400ccとみかんの皮4個分をちぎったものを入れます。沸騰したら弱火で15~20分煮て、熱いうちにキッチンペーパーなどでこし、冷ませば完成です。スプレーボトルに入れ、台所やフローリング、お風呂掃除などに使用できます。
紙や布など水分が染み込むものは色がつくので使用できません。
作る過程で重曹を合わせると、より汚れ落とし効果がアップするそうです。
執筆者:谷口