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おたふくかぜが流行中!

2015年12月18日(金)
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子どもがかかりやすい病気ですが大人も要注意!

国立感染症研究所によると、11月30日からの一週間でおたふく風邪(流行性耳下腺炎)の患者の報告数が
全国で2週間連続で増加し、1医療機関あたりの患者数は2010年の流行以降で最多となったそうです。

おたふくかぜはムンプスウィルスによる感染症です。
発症すると耳の下からあごのラインが腫れます。痛みをともなったり発熱する場合があります。
腫れは7~14日程度で治まります。
おたふくかぜは咳などの飛沫や唾液などへの接触で感染します。感染力が強く、小学校や幼稚園・保育園など
子ども通しの接触が多いところで流行します。
潜伏期間が2~3週間と長く、潜伏期間中が一番感染力が強力です。
耳の下の腫れなどの初期症状が現れて初めておたふくかぜにかかったことが判明するので、知らないうちに
他の人にうつしてしまうことが多い病気です。おたふくかぜの症状が出たら、病院で診察を受けましょう。

おたふくかぜにかかりやすい年齢は4~10歳頃といわれています。子どもが感染した場合はほとんどは
比較的軽度で住むことが多く、安静にしていることで自然に回復していくそうですが、まれに重症化や合併症を
起こすことがあります。
子どもがかかりやすい病気ではありますが、大人も感染します。大人が感染すると重症化しやすく、
合併症にも注意が必要です。
主な合併症は無菌性髄膜炎、脳炎・脊髄炎、精巣(睾丸)炎、卵巣炎、膵臓炎、聴力障害、心筋炎があり、
後遺症が残ったり最悪の場合死亡することもあります。

おたふくかぜの予防にはワクチン接種が有効といわれています。ワクチン接種後、まれにおたふくかぜの症状が
あらわれることがありますが、症状は自然に感染したものよりも軽いそうです。
おたふくかぜは一度かかると抗体ができます。おたふくかぜにかかったことがあるかわからない場合は、
血液検査で調べることができます。

執筆者:谷口

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