こだわり特集
室内洗濯機置き場物件とは、玄関内に洗濯機置き場がある物件のことを指します。バスルームやキッチン脇などの水回り周辺に、洗濯機専用の蛇口と排水溝が備え付けられてあるのが一般的です。
対して、室外に洗濯機置き場がある物件では、玄関周辺の通路脇やベランダに蛇口と排水溝が備え付けられています。室内置きなら、寒い冬でも暑い夏でも、外に出ないでお洗濯。雨、露、ホコリの汚れ知らずで、洗濯物もさらにキレイです。
女性はとくに、室外に洗濯機置き場があるだけで「この物件、私は無理かも……」と思ってしまいがちです。洗濯物を外に放置するのと同じですから、下着を盗まれてしまうのではないかと心配ですよね。洗濯機に鍵をつけるのは面倒ですし、洗濯の間、ずっと見張っているのも現実的ではありません。
また、洗濯したいと思い立つ時間帯には、リラックスした格好をしている場合が多いものです。他の住民と鉢合わせしたときに、下着を身に着けてないTシャツ姿ではちょっと嫌ですよね。でも、わざわざ外出着を着て洗濯や取り込みをするというのは、とても面倒なことです。
「オレは男だから、洗濯機置き場が外でも全く気にならない」という人もいることでしょう。しかし、男性にとっても、他人事ではありません。洗濯機を室外に置いておくとすぐに汚れてしまいますし、風雨にさらされ、洗濯機の寿命も短くなってしまう恐れがあります。
とくに、うっかり洗濯機のフタを開け放った状態で、風の強い日に外出しようものなら、帰ってきたときには機内に落ち葉や砂埃が舞い込み、大惨事になっているかもしれません。そのままでは洗濯をしたところで、かえって衣服が汚れるばかりでしょう。
かといって洗濯機のフタをしじゅう閉じたままにしていては、カビが発生してしまいます。こういった男女を問わない洗濯機問題を、室内置きならいとも簡単に、すべて解決してくれるのです。
室内置き洗濯機は、洗濯物や洗濯機をキレイに保てるだけではありません。洗濯機が室内にあれば、洗濯音が外へ響くことはあまりありませんから、深夜や早朝でも気兼ねなく洗濯機を回せるのです。
室外置きであれば、とくに通路に洗濯機がある場合は、洗濯音がまわりにけっこう響きます。よって深夜や早朝の洗濯は控えるという人が多いものです。なにより、深夜にドアを開け閉めしなければならないのは、女性にとってけっこう不安なことですよね。
室内に洗濯機置き場があれば、自室に音が響いてしまうという問題はあるものの、少なくともまわりの住民を騒音で悩ますような事態は免れます。お仕事の関係上、どうしても洗濯が深夜になるという人も、室内置きなら安心です。すべての衣服を脱ぎ、裸の状態で洗濯機を回して、お風呂上がりに洗濯物を干して寝るという、効率的な時間の使い方も可能でしょう。
洗濯機が室内にあるだけで、生活が快適に、安全に、そして便利になるというのは嬉しいことですよね。室外置きと比べて少しだけ賃料がアップしてしまう恐れもありますが、メリットを考えれば微々たる出費といえます。洗濯機の室内置きにこだわって、清潔かつリラックスできる生活を実現してみませんか。