いつ広げる!?意外と悩むレストランのナプキンマナー

「どうぞナプキンをお取りください」 レストランのスタッフに言わせてしまってない?
たかがナプキン!でも広げるタイミングが分からない!
レストランで席についてちょっと困ること。テーブルの上に置いてあるナプキン。
たいした悩みではないのだけれど、いつ広げればいいのか迷ってしまったことはありませんか?
目上の人がなかなかナプキンを広げずにいると、自分が先に広げてしまっていいものかちょっと考えてしまいますよね。
お料理が運ばれてきても膝の上に広げず、お皿のわきに寄せておく人も見かけますよね。
こんなとき、自分だけ膝の上に掛けてもいいの!? なんてまたまた悩んでしまったりします。
せっかく美味しいお料理をいただきに来たのに、ナプキンに気を取られてしまっているなんてもったいない!
ナプキンの正しい使い方はそんなに難しいことではありません。
一度、覚えておけば、次回からは悩むことなくレストランを利用できますよ。
そもそもナプキンってなんのためにあるの!?
ナプキンは、食べこぼしてお洋服を汚してしまうことを防ぎ、口や指先の汚れを拭くためにあります。
そうです、ちょっと口元が汚れたときは、ナプキンで拭いていいのです。
ナプキンを使わず、自分のハンカチやティッシュで拭く人もいますが、本来はマナー違反なんですって。
“ナプキンが汚くて使えない”という意味になってしまいます。
汚れを拭くものとはいっても、台ふきんやおしぼりのように使うのはスマートではありません。
スマートに見えるナプキンの使い方を学んでいきましょう。
本題!ナプキンを広げるタイミング!
ナプキンを膝の上に乗せるタイミングは、ズバリ“食事が来る前”です!
食事を頼んで、お料理を待っている間に広げておく、と覚えておくといいですね。
着席してすぐに広げてしまうと、「早く!お料理ちょうだい!」と見えてしまうので、全員が着席して落ち着いてから広げましょう。
主賓がナプキンを広げたら、あなたも続いて広げればOK。デートのときは女性が先に広げます。
結婚披露宴などパーティーのときは、乾杯が済んでからです。
ナプキンの基本の使い方!
さて、ナプキンを手に取ったら、2つ折りにして折り目を手前に置きます。
汚れを拭くときはナプキンの内側を使うことで、汚れを隠すことができます。
食事中にお手洗いへ行くのは避けたいですが、お酒を飲んでいるとどうしても行きたくなることも。
テーブルの上に置いたり背もたれにかけたりするのは、汚れたものがお料理の上にくるので、あまりいい気持ちがしない人もいるようです。お手洗いに行くときは、ナプキンの真ん中をつまんで三角形の状態でイスの上に乗せておくのが正解ですね。
食事が終わり、ナプキンを外したあとは、軽くたたんでテーブルの上に置きましょう。
このとき、角を合わせてきちんとたたむより、少しクシャッとさせている方が「美味しかった」という意味になりますよ。
執筆者:CHIHIRO