帰宅時の眠気は我慢

仕事帰りに襲ってくる眠気
夕方や帰宅時に眠くなる訳
夕方頃になると、なんだか眠くなってきてあくびが出ることがあります。
また、お仕事が終わって帰宅する時に乗り物に乗っていると疲れで眠くなります。
一日働いた後の疲れや仕事の緊張感から開放されたことで、電車やバスで寝てしまったという経験があるのではないでしょうか。
疲れたという理由以外にも、帰宅時に眠くなる理由があります。
電車で感じる単調な揺れが、脳を眠くさせるそうです。
強い揺れでは脳が起きますが、このようなゆっくりとした揺れは逆に脳を眠くさせるのです。
睡眠不足や疲労がたまっているときには、さらに眠くなります。
帰宅時の電車の中では寝ない
東京などの都心にお住まいの方は夜遅くまで働いて、終電で帰宅されているという方もいらっしゃるでしょう。
終電の時間帯は、徐々に体温が下がる時間帯に当たります。
体温が下がると眠気を感じやすくなり、電車の揺れとの相乗効果で、すごく眠いという状態になります。
しかし、終電で寝てしまうのはあまり良いとはいえません。
なぜなら、降りるはずの駅を乗り過ごしてしまうことにもなります。
変える手段が無くなってタクシーを使えば、お金も手間もかかります。
それに終電の中で寝ることで、帰宅後になかなか寝付けないということにもなるかもしれません。
体内時計が遅くなり、生活リズムがずれてしまえば、次の日の朝に起きづらくなります。
しっかり眠れないので朝に疲れがとれずに、また帰りの電車で眠ってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
終電にかぎらず電車で帰宅するという方は眠気を我慢するようにすると良いでしょう。
帰宅時の眠気対策
電車の中で寝ないようにするために、立っていると良いかもしれません。
目を酷使することも眠気を誘う原因になるので、遠くを見るよう意識してみても良いでしょう。
また、ガムを噛んだり飴をなめたりしていると眠気を防ぐ事が出来ます。
口の中に何かを含んでいると、眠気対策になります。
座っているなら、鞄をあえて不安定な状態にしておき、落ちないように気を付けなければならない状況を作ってみましょう。
緊張感のある状況であれば、おちおち寝ていられません。
電車の中で流れるアナウンスに集中してみるのも良いかもしれません。
アナウンスを聞き逃さなければ、駅を乗り過ごすこともないでしょう。
しかし、夜に十分な時間、質の高い睡眠を取ることが一番の対策になります。
自宅でしっかり眠れる環境を整え、眠りを妨げる習慣を見直すことも大切になるのではないでしょうか。
執筆者:saori